| タイヤの皮
新品タイヤの表面は、特殊なミクロクリスタリン・ワックスという皮膜で覆われています。
この皮膜は金型からの離型性や、製造後に老化の原因となる大気中のオゾンを遮断する被膜を形成し、
亀裂を防止する目的として、タイヤの製造には欠かせない機能を有しています。
しかしながら、四輪車では重要視されないタイヤの皮膜は、バイクではスリップや転倒の危険を伴う為、
重要視されています。この皮膜は密度が高く、極めて薄い皮膜でも大気中のオゾンを遮断する特性を持ちますが、
本来のトレッドに使用されるゴムコンパウンドよりも摩擦係数が低く疎水性のため、
新品タイヤ装着後のコーナリングやウエット路面では特に注意が必要となります。
タイヤメーカーのHPでも二輪ライダーへの啓発事項として、二輪車の新品タイヤ装着後の注意事項で、
『タイヤの皮は滑りやすく100km前後の慎重な慣らし走行』を呼びかけており、
ライダーの間では常識になっていますが、慣らし走行中に転倒する人も後を断たないのが現状です。
皮剥き走行
皮剥き走行は、一般的に100Km〜150Kmと言われていますが、直線を幾ら走行してもタイヤのショルダーまで皮は剥けない事から、
あくまで目安であり厳密には走行距離により判断は出来ません。
理想的な皮剥きとは、前後タイヤ共にトレッド(ショルダーのエッジを含む)面の皮膜が完全に除去されている状態を言います。
タイヤ本来のグリップ性能を引き出すことが当たり前であるレース志向のライダー以外で、
ツーリングや街乗り主体であるライダーは、直線を走行する事が多いため理想的な皮剥きを終えるまでにタイヤの交換時期が来てしまう場合が多く見受けられます。
その様な場合、ワインディングや危険回避の場面で、慣らし走行で完全に皮が剥ききれていない領域でのグリップ力を引き出そうとした場合、皮剥きの良し悪しによっても結果が左右されます。
皮剥きの簡単な見分け方としては、WAX皮膜は光沢が有りツルツルしています。
皮が剥けた本来のタイヤトレッドは艶が無くザラついています。
タイヤ皮剥き剤とは
ガソリンやシンナー、パーツクリーナーを使用して皮剥きをする人がいますが、
ガソリンは炭素数の多い重質留分を含むため、除去後のタイヤは摩擦係数が著しく下がり、本来のグリップ力は発揮出来ません。
又、シンナーやパーツクリーナーは、タイヤトレッド本来のゴムポリマーに対し攻撃性が高く、劣化を早期に促進させます。
WAX REMOVERは、ハロゲンやベンゼンを含まず、タイヤトレッドに使用されているゴムポリマー
(SBR,NR,BR等)への攻撃性が極めて少ない成分で構成されており、WAXであるタイヤの皮膜を効果的に除去する事が出来て低臭です。
WAX REMOVERは、より確実で安全に済ます事が出来るため、面倒な皮剥き走行から開放されます。
使用方法
- ウエスかキッチンペーパーに適量染み込ませます。
- トレッドの艶のある部分を染み込ませたウエス等で表面の艶がなくなるまで擦って
下さい。
- タイヤのショルダー部分(エッジの角)も念入りに除去して下さい。
- タイヤ溝やブロック側面も除去して下さい。
使用上の注意
作業中の火気は遠ざけ、十分な換気に注意して下さい。
- 作業時には保護手袋や保護眼鏡を着用して下さい。
- 作業終了後、タイヤ表面の艶をもう一度確認し、完全に除去して下さい。
備考
【品名】ワックスリムーバー JANコード:4582299470093
【用途】タイヤ皮剥き剤
【成分】炭化水素系化合物、その他
【液性】弱酸性
【容量】500mL
【税抜き価格】\1500
【警告】火気厳禁
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